生ごみぐるぐる NPO法人シティズンホームライフ協会
生ごみぐるぐる(食循環型社会を広げる活動)の広がりを目指して活動。その活動が関わる生ごみの堆肥化・有機農家による利用。生産物の市民利用この環を広げる活動

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「土壌微生物多様性・活性値」  「ヒトー細菌共生系の驚き」 にわくわくしています

 昨年9月号の「圃場と土壌」(編集兼発行人:財団法人日本土壌協会) に 論文
「環境保全型農業と微生物多様性 ーあなたの土にかけた一生懸命は、諮ることが出来ます!ー」
(著者 (独)農研機構中央農研 横山和成氏)が出ていました。
 
 そこでは 土壌微生物多様性・活性値 という評価が 土壌の良さ を示す数値になることが
示されています。 
 
 いろいろなところに微生物がたくさん沢山いていろいろな働きをしているといわれながら、
その種類や数を同定することの難しさは、素人には本当に大変なのだと思ってきました。
しかし21世紀が微生物の世紀であると小寺(筆者)は思いますし、世間でのそのように
動いています。
 
 畑の土に有機物をたくさん入れてふかふかの土にすると、美味しい野菜が育つと言われて
おり、きっとそうなんだと思いますが、畑の土の中で何がどうなっているんだ と言うことは
なかなか分かりません。
 分からなくてもおいしい野菜が育てばいいじゃないか というのも妥当かもしれませんが、
やはりそれでは納得できない所もあります。
 それでよくやられるのが土壌診断・土壌分析(化学分析)ですが、これでは生物的状況が
分からないと思います。
 それが土壌の微生物多様性が一つの指標として計測できるとしたら、とても面白いと思います。

  それが、BIOLOG社の細菌簡易同定用パネル「マイクロプレート」を使うことだそうです。

 詳細は論文を読んで いただきたいと思いますが、発色パターンの多様性指数と連作障害
発病度の間に負の相関が見事に示されることが報告されている。
 
 論文から引用すると(P.44)、
 
・・・・日本土壌協会の調査により、
   有機農業の継続年数が多いほど土壌微生物多様性・活性値が増加すること
   土壌硬度の低い いわゆる 「フカフカ」した土壌では微生物多様性・活性値が高い傾向が
         あること

が分かったのだそうです。
 
 また、岐阜、石川、新潟、長野の各県で調査した連作障害激発土壌と抑止型土壌の生物性
を調べた結果、いずれも抑止型土壌で激発型土壌を著しく上回る土壌微生物多様性・活性値
が記録されており、篤農家が行う「病害に負けない植物を健康に育てる」といった目的で行わ
れる「豊かな土作り」の結果が「土壌 微生物多様性・活性値」で表されていると考えられ、環境
保全型農業を推進する上でも強力な武器を得たと自負している。・・・・

 文献の最後に、現在行われている「豊かな土の証明とそのブランド化」の取組みが紹介され
ている。 
 
  それは、「土壌微生物多様性・活性値」の高さを、生産活動の優秀さ、環境に負荷をかけ
ない正しい農業の証 しとしてブランド化し、そのブランド価値によって適正な価格、再生可能
な価格での農産物取引を促すというもので、農産物に「SOILマーク」シールを張って見える
化することだそうです。

 最後に著者は;
 
 「土壌微生物はこの惑星に生命が誕生したその瞬間から有機物を分解し、それを資源
として数 を増やし、そして進化によってこの星の数十億年にも及ぶ華麗なる生命史のスタート
ベルを  鳴らした。・・・・・
 
 しかし微生物がいなければ我々もまた存在しえなかった。農業はその土壌微生物の
人知れぬ 働き、  しかもその厖大さ、多様さを思うと目も眩むが、彼らの間の相互作用が生み
出す「何か」   の結果として、 この星の物質循環の鎖を繋いでいてくれる。
 
  その目に見えない「つながり」の大切さを忘れたことから産地土壌の荒廃、疲弊が始まったの
  ではないか。
 そのことへの無関心、無知が大規模土壌燻蒸消毒という暴挙へと突き進んでしまったのでは
   なかったのか。
 その負の連鎖こそが現在も止められない農業の収益構造の悪化と産地崩壊ではなかったのか。 
  
  いま、我々は土壌の生物性を定量する技術を手にした
    
     そして、崩壊産地で起きている土壌の生物 多様性破壊の現状も見ることが出来るようになった。・・・」

と言っている。
 
 





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